仮想通貨マイニング
仮想通貨のブロックチェーンの中でも、パブリック型かつ、PoW(Proof of Work)というしくみで台帳管理をしている通貨は、ユーザーの取引データをブロックチェーンに記帳する作業は誰でも参加が可能です。そのブロックチェーンに記帳・検証をおこなう作業を「マイニング」といい、それらを担う役割を「マイナー」と言います。マイナーになるには、超高速の演算を行うための専用コンピューターを購入し24時間稼働します。ブロックチェーンのデータのやり取りや記帳、検証はプログラムが自動で行いますが、高性能なコンピューターのため、通貨のアルゴリズムにもよりますが、かなりの電力を消費します(1台あたり1000W〜3000W以上)。そしてマイニングの収益は、報酬から電気代を差し引いた分が儲けとなるため、より安価な電気を確保する必要があります。実際のところ、キロワットあたり10円以上で利益を出すのは難しく、電気代が高い日本国内では容易ではなく、中国やカナダ、ロシア、北欧など一部の地域に偏ってしまっているのが現状です。しかし日本人はマイニングを諦めなければならないのかというと、そんなことはありません。それら電気代が安価な地域のマイニングファーム(コンピューターを預かってホスティングしてくれるデータセンターのようなもの)を利用すれば良いのです。
2017年2月からCPUマイニング、4月からGPUマイニング開始。同年9月から国内でのASICによるマイニング開始。事務所の電源環境を40A→20KVAプランに拡張し、マイニング部屋にしてGPU40台+ASIC20台を稼働。2018年3月より北米ミズーリー州のマイニングファームにて約10円/kWhでASICによるマイニング開始。その後、同ファームの倒産による他ファームへの移管や、リスクヘッジとしてカナダのファーム、さらにはロシアのファームを開拓し、今に至る。累積の投資金額は約800万円におよぶが、ノウハウはだいぶ貯まったが金銭的には…。
- MiningSky
- 私もお世話になっているカナダのマイニングファーム。賃料は約7円/kWh。規模によってはさらに安くなる模様。
- ComputeNorth
- こちらもMiningSkyとは別に、リスク分散のために利用している米国ミズーリー州のマイニングファーム。賃料は約8円/kWh。
- Bit49
- こちらもマイニングファームですが、自分で買った機種を送るのではなく、料金に機種代も含まれていてそれを購入するプランを選択。機器はロシアの提携ファームで稼働中。料金は(機種購入代金は別にして)約4.5円/kWh。
botトレード
あらかじめ設定したルールに則ってプログラムが自動で売買をしてくれます。自動売買、アルゴリズム売買などとも言われます。まだ始めて半年なのでいろいろ試行錯誤中。
- Cryptohopper
- 私が利用している、Webからトレーディングbotをつくることができるサービスです。Binance・Bitfinex・Poloniexなど複数の取引所に対応。
仮想通貨レンディング
レンディングサービスを提供している仮装通貨を取引所に預け、他のユーザーに一定期間資産の一部を貸し出し、手数料を得ることができるのがレンディングです。
- CryptoLend
- 私が利用している暗号通貨レンディングサービスです。取引所とAPIで接続し、botによって動的に金利調整をすることでなるべく多く貸し出されるよう自動調整してくれます。Bitfinex・Poloniexなど対応しています。
マネノマの戦略
- 本業(仮想通貨以外)の利益を出す
- その利益でマイニング用コンピューター(ASIC)を購入しマイニングファームに預ける
- マイニングの収益を取引所に送り、botトレードで増やす。
- botトレードのベース通貨はUSDTなどの法定通貨にペグしたステーブルコイン。ステーブルコインなら常に法定通貨とほぼ同じ価格のため、相場が大きく崩れても資産を塩漬けにすることもない。
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